数学苦手な人にこそ、数学の面白さだけでも知ってもらえたらいいなと思っています
どうも、ノスクちゃんです
ぼくらがなにげなく使っている数字ですが、ある数字の誕生がなければ今の形はありません。
この数字によって、多くの便利がもたらされた、という数字があるのです。
その数字とは、0。
なぜ0が悪魔の数字なのか、数字の歴史にもたらした影響とはなんなのか
刮目せよ
0の歴史
ゼロの歴史は他の数字に比べると浅く、インドで生まれた0は、はじめは「何もない」という意味の記号でした。
数字じゃなかったんですねー
ですが、この、「何もない」というのを表すのは画期的で、ローマ数字(ⅢとかⅤとか)では0はありませんでした。
そもそも自然界に存在しないことを表すという発想がなく、
このことは歴史を変え、いまの10進法も誕生することになりました。
ローマ数字は、大きな数字を表すのには不向きで、
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅹ、Ⅺ、Ⅻ、、、、
と増えていくわけですが、13からは長すぎてパソコンの変換で出てきません。ⅩⅢと書かなければなりません。これが数字がどんどん増えていくと長くなっていき、88はLXXXⅧと書きます。長いし読みにくい。
そこで10進数です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 と数が増えていき、9の次は10になります。これは、十の位に1、一の位に0ということを表しています。
0が誕生したから10進法が誕生したのです。
悪魔の数字0
0は悪魔の数字と呼ばれています。
例えば
39×0=?
答えは0。
0×79=?
これも0。
すべてをゼロにする数字なのです。
「当たり前じゃん」って?
そうでしょうか。
この、すべてを0にするというのは危険をはらんでいます。
3×0=0
7×0=0
が成り立つので、3×0=7×0
この両辺を0で割ると?
3=7
え?
3と7が等しい?そんなわけがない。
ですが、0の使い方を間違えるとこうなってしまうのです。
0で割ってはならない
先ほどの式の間違いは0で割るところです。
0には他の数字と違う特別なルールがあって、0で割ってはいけないのです。
0÷3=0ですが、
3÷0はやってはいけないのです。
0は人間が造り出した数字で、自然界には存在しない数字なので、自然界の数式と同じ使い方はできないのです。
0は全てを虚無にし、扱い方を間違えると数字を混乱させてしまう危険な数字、「悪魔の数字」なのです。
みなさんも、0の使い方には気を付けてくださいね
以上です~
参考資料↓