「では、研究内容について教えてください」
これは、就活生が面接でよく聞かれる質問です。
ですが、「どのように研究内容を話せばいいのかわからない」という学生は多いようです。
そこで今回は、「面接において、研究内容を伝える方法」を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
面接官が「研究内容」を聞く理由
まずは、なぜ面接官が面接で「研究内容」を聞くのかを紹介していきます。
必ず、面接官の質問には意図があります。質問の意図を把握することが、相手が望む答えを出す一歩目になります。
学業にしっかりと取り組めていたか知りたい
面接官が面接で「研究内容」を聞く理由の1つ目は、学業にしっかりと取り組めていたか知りたいからです。
学生の本分は学業です。もちろん、「学業をおろそかにするような学生を進んで採用したい」と考える企業は少ないのです。
研究内容について詳しく掘り下げていけば、学生がどれだけ学業に真剣に取り組んでいるのかがわかります。
研究内容について質問をすることで、その学生の真面目さを知りたいのです。
企業に生かせることを学んできたか知りたい
面接官が面接で「研究内容」を聞く理由の2つ目は、企業に生かせることを学んできたか知りたいからです。
これは企業にもよりますが、専門性が必要な企業であれば、大学で学んできた内容が必要になります。
企業に生かせる勉強をどれだけしてきたのかを知りたいのです。
「研究内容」を伝えるときのポイント
ここからは、「研究内容」を伝えるときのポイントを紹介します。
研究内容はただ伝えればいいというわけではありません。
重要なのは「研究テーマ」よりも「学んだ姿勢」と「何を学んだか」
自分の研究内容を伝える際にありがちなのが、「研究テーマは○○です」と、研究テーマにフォーカスを当てて紹介することです。
ですが、この質問では、「学業に真剣に取り組めていたかを知りたい」という面接官の意図があるので、「研究テーマ+過程」が重要になります。
「研究内容」が企業でどう生きるかを伝える
「研究内容」を話すことから、”企業に生かせること”を伝えることができます。
これ以外にも、アピールできることは、恐らくたくさんあります。
これらをアピールし、企業でどう生かせるかを明確にしていきましょう。
面接で話す「研究内容」の3つの構成
「研究内容」を伝える上での、3つの構成を紹介していきます。
まずは結論から
就活の面接においては、どんな質問でも当てはまる構成です。
結論を先に述べ、簡潔に相手に伝えることは、面接の基本と言えるでしょう。
エピソード
続いて具体的なエピソードを話しましょう。
独自のエピソードでオリジナリティを出すことで、説得力が出ます。
面接官の記憶に残るような、オリジナリティがあるとかなり高評価ですよ。
企業でどう生かせるか
最後に、就職後にどのように活躍することができるかPRすることが大切です。
「研究内容」まとめ
ぜひこの記事を参考に、完璧な「研究内容」を完成させましょう。