「ボランティア経験があれば教えてください」就活面接でたびたび聞かれる質問です。
面接でボランティア経験をアピールすることは非常に有効です。
ですが、「どのように経験を話せばいいのかわからない」「ボランティアをしていなかった場合はどうすればいいの？」という学生は多いようです。
そこで今回は、「面接において、ボランティア経験を伝える方法」を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
面接官が「ボランティア経験」を聞く理由
まずは、なぜ面接官が面接で「ボランティア経験」を聞くのかを紹介していきます。
面接官の質問には、しっかりと意図があります。質問の意図を把握することが、相手が望む答えを出す一歩目になります。
自分から行動できる学生か知りたい
面接官が面接で「ボランティア経験」を聞く理由の1つ目は、自分から行動できる学生か知りたいからです。
「自分がやりたいこと」を行動に移せているかが知りたいのです。
他者にどのような形で貢献するのか知りたい
面接官が面接で「ボランティア経験」を聞く理由の2つ目は、他者にどのような形で貢献するのか知りたいからです。
「他者にどのような形で貢献するのか」も大切ポイントになります。
仕事とは、顧客や社会に貢献することです。企業でどのように他者貢献できるのかは、面接官の知りたいポイントなのです。
ボランティア経験から何を学べたのか知りたい
面接官が面接で「ボランティア経験」を聞く理由の3つ目は、ボランティア経験から何を学べたのか知りたいからです。
ただボランティアをするだけなら、言ってしまえばだれにでもできます。
大切なのは、「その経験から何を学んだか」です。
他者に貢献することから何を感じ取れる人なのか、ボランティア経験が仕事にどう生きるのかを企業側は知りたいのです。
「ボランティア経験」を探すには「自己分析」
「ボランティア経験」を知るには、まず、自分のことを振り返り、自分のことを知らなければなりません。
「何を思ってボランティアに参加したのか」「自分がボランティアで何を学んだのか」という細かい心情や行動を振り返る必要があります。
「自分のことは自分が一番よくわかってるはず！」と思うかもしれませんが、実は、人間は自分のことを自分ではわからない生き物なのです。
「ボランティア経験」をまとめるには、自己分析が必須です。もっと言うと、就活には自己分析が必須です。
自己分析がまだ終わっていない人は、まずは自己分析から始めましょう！
「ボランティア経験」を伝えるときのポイント
ここからは、「ボランティア経験」を伝えるときのポイントを紹介します。
重要なのは「何のボランティアをしたか」よりも「そこで何をしたか」
自分のボランティア経験を伝える際にありがちなのが、「○○のボランティアをしていました」と、「何をしていたのか」にフォーカスを当てて紹介することです。
ですが、この質問では、「そのボランティアをどのようにしていたか」が重要になります。
独自のエピソードでオリジナリティを出す
ただボランティア経験を伝えるだけでは、面接官の印象には残りませんし、根拠がなく、説得力もありません。
独自のエピソードを入れることでオリジナリティを出し、印象付けと説得力を増すことができます。
具体的なエピソードを元にアピールをしましょう。
「ボランティア経験」が企業でどう生きるかを伝える
エピソードを話しただけでは、ただのあなたの経験談になってしまいます。
「ボランティア経験」から、”企業に生かせること”を伝えましょう。
これ以外にも、アピールできることは、恐らくたくさんあります。
これらをアピールし、企業でどう生かせるかを明確にしていきましょう。
「ボランティア経験」を伝えるときの2つの注意点
ここからは、「ボランティア経験」を伝えるときの注意点を紹介していきます。
”やったこと”にフォーカスしすぎない
面接官が「ボランティア経験」を知りたいのは、”あなたがどんなボランティアをしたか”よりも”何を思って、どのようにボランティアをしたか”です。
やったことにフォーカスするのではなく、「その中身を」伝えましょう。
ウソは絶対にNG、ないなら「ない」で構わない
就活の面接において、ウソは絶対にNGです。
ボランティア経験を偽る就活生が毎年いますが、「ボランティア経験がある人が偉い」「ボランティア経験してないと受からない」というわけではありません。
面接は「自慢する場所」ではないので、ありのままを正直に話しましょう。
面接で話す「ボランティア経験」の3つの構成
「ボランティア経験」を伝える上での、3つの構成を紹介していきます。
まずは結論から
就活の面接においては、どんな質問でも当てはまる構成です。
結論を先に述べ、簡潔に相手に伝えることは、面接の基本と言えるでしょう。
エピソード
続いて具体的なエピソードを話しましょう。
独自のエピソードでオリジナリティを出すことで、説得力が出ます。
面接官の記憶に残るような、オリジナリティがあるとかなり高評価ですよ。
企業でどう生かせるか
最後に、就職後にどのように活躍することができるかPRすることが大切です。
「ボランティア経験」まとめ
ぜひこの記事を参考に、完璧な「ボランティア経験」を完成させましょう。
