みなさん、自己分析は進んでいますでしょうか?
就活をしていくうえで、自己分析は避けては通れない道です。
ですが「自己分析ってなんで必要なん?」「自己分析のやり方がよくわからない」など、自己分析に嫌気がさしている就活生も多いようです。
そこで今回は、自己分析の必要性・重要性と、自己分析の方法を紹介します。
就活生のみんな!自己分析しようね!!
自己分析とは?
自分のこれまでの経験や考えを、現在の能力や思考などを分析・整理し、将来どうなりたいかを明確にすることです。 簡単に言うと「自分を理解すること」です。
自分の今までの選択や行動、考え、そのときに得たものなどを”言語化する”ことが鍵になります。
自己分析を始めるのはいつ?
あなたが就活をするのであれば、今すぐしましょう。
自己分析とは「就活の最初のステップ」です。ゲームで言うとチュートリアルです。
「就活を始めよう」と思った最初のタイミングで自己分析を行いましょう。
また、「就活は始めているけど、まだ自己分析はできていない」という方もいるかと思います。
そんな方も、今すぐやれば問題ないでしょう。
「自己分析をやらないで就活を突き進む」が1番危険です。
自己分析の目的
自己分析を行う目的は主に2つです。
職種・業種・企業選びの軸を明らかにするために自分を知る
これまで、受験先やバイト先などの選択もしてきたかと思いますが、就職活動でも企業選びはそれらの比じゃないほど重要だと言えます。
なぜなら、これから何十年も勤めるから。学校の3年4年とは比べ物にならないですよね。
そんな大切な企業選びをするためには、自分の軸が明確でないといけません。
「自分がどうありたいか?」「社会にどのように貢献したいか?」
このような軸がなければ、どういった企業や業種で働きたいか、働くのが合っているかもわからないですよね。
自分のことをアピールするために自分を知る
面接やESの自己PRで、自己分析の内容が役に立ちます。
みなさん、突然ですが、営業の方が商品を売り込む際に、「その商品のことを詳しく知らない」なんてことありますでしょうか?
ありませんよね
えぇ、ありません。
営業のプロたちは、商品を売り込むために、商品に関する知識を徹底的に調べます。
これは就活の自己PRも同じです。
自分のことを徹底的に調べなければ、自分を売り込むことなどできないのです。
たった2つだけですが、上記の2つは就活のほぼ全てを占めます。ここからも自己分析がどれほど重要かがわかりますよね。
自己分析は就活をしていく上での土台作りです。この土台を基にして、就活を進めていくと上手くいくでしょう。
自己分析の方法
自己分析において、筆者は2つの方法をオススメしています。
『メモの魔力』を使用する
『メモの魔力』とは、 タイトルからも分かる通り、メモのことが書いてあります。
しかし、このメモとはいわゆる「電話番号をメモする」などの記憶の役割だけではありません。思考を深めるための”知的生産のため”のメモです。
この『メモの魔力』がなぜ自己分析に使えるのかというと、この本の巻末には「自己分析1000問」という自己分析ツールがあります。
この自己分析1000問を、メモの魔力のメモ術を使って行うことが、筆者がおすすめする自己分析の方法です。
これを行うことによって、自分の過去の行動や価値観と真剣に向き合うことができ、誰にも負けない自己分析ができることでしょう。
↓詳しくはこちらに
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
『ストレングス・ファインダー』を使う
『ストレングス・ファインダー2.0』とは、タイトルの通り 「強みを(strength)+見つける(finder)」という内容の本になっています。
本の巻末についているアクセスコードをダウンロードすることで、ウェブテストを受けることができます。
30分〜1時間ほどのウェブテストをすることで5つの強みを教えてくれる、就活生の自己分析に人気の本です。
本来なら上のメモの魔力方法でしっかり自己分析をしたほうがいいのですが、時間がない人には有効です。
↓詳しくはこちらへ
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
自己分析をする上での注意点
効率よく進めようと思わない
効率よく進めようとすると、自己分析が中途半端になってしまいます。
特に、ネットの自己分析診断サイトなどで素早く済ませようと考えてはダメです。
自分を理解するのは簡単なことではありません。ある程度時間もかかることを念頭に置いておくといいでしょう。
人に聞いた強みや人物像を鵜呑みにしない
他人から見たあなたなど、あなたの一面に過ぎません。
その人の周りの人との相対的な評価であり、どのような付き合いをしているかによっても大きく変わります。
たしかに、親しい他人から思いもよらない長所を言われると嬉しいものですが、それを鵜呑みにすることなく、自己分析を進めましょう。
企業や社会が求める人物像に当てはめない
「あの企業は責任感のある人材を求めているから」などと、求められている人物像に当てはめてはいけません。
なぜやってはいけないのか、3つの理由があります。
- ウソになる
- ライバルや他の就活生と同じようなアピールしかできない
- 自分の軸がブレているから、企業側に突っ込まれたらバレる
自己分析では、とことん自分と向き合うことが重要になります。
就活が始まってからも自己分析をやり直していい
就活をしていく中で、今まで関わらなかった人たちと関わっていくことになります。
当然、考え方も変わっていくでしょう。
すでに行った自己分析と、今の自分の考えが異なってきた場合は自己分析をやり直して構いません。
まとめ 自己分析は人生を充実させる
今回は自己分析の重要性と、方法について紹介してきました。
自己分析とは、就活における土台でありながら、人生の土台でもあります。
自分がどのような人間なのか、どのようなことに楽しさや充実を感じるのか、どんな人に貢献できるのか。
これらを知ることで人生が非常に充実することでしょう。
自己分析をすることで、この先の長い人生を豊かにさせると思って、めんどくさがらず頑張ってくださいね。
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