「では、特技を教えてください」
これは、就活生が面接でよく聞かれる質問です。
ですが、「どのように特技を話せばいいのかわからない」「特技がない場合はどうすればいいの？」と困っていませんか？
事実、面接における”特技”は、学生が苦戦する質問の1つです。
そこで今回は、「面接において、特技を伝える方法」を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
面接官が「特技」を聞く理由
まずは、なぜ面接官が面接で「特技」を聞くのかを紹介していきます。
面接官の質問には、しっかりと意図があります。質問の意図を把握することが、相手が望む答えを出す一歩目になります。
特技から、あなたの人柄を知りたい
面接官が面接で「特技」を聞く理由の1つ目は、特技から、あなたの人柄を知りたいからです。
人柄というのは、就活において重要なポイントと捉えられています。
就職活動は、学生と企業のマッチングですので、婚活のお見合いと同様、人柄や興味関心は大切な項目なのです。
人柄に関しては、企業と合わない場合はしょうがないですが、しっかりと自分の人柄を相手に伝えることを意識しましょう。
特技から説明能力を知りたい
面接官が面接で「特技」を聞く理由の2つ目は、特技から説明能力を知りたいからです。
得意なことを話すときに、人はテンションが上がり、感情に任せて話してしまいます。
こういった中でも、話を論理的に組み立て、相手に伝わるように説明できるのかを見ています。
場を和ませるため
面接官が面接で「特技」を聞く理由の3つ目は、場を和ませるためです。
就活の面接では、「アイスブレイク」と言って、初対面の面接官と学生との場を和ませるために、学生の好きなことや得意なことを聞くことがあります。
「特技」を探すには「自己分析」
自分の特技がわからない場合は、特技を知ることから始めましょう。
「特技」を知るには、まず、自分のことを振り返り、自分のことを知らなければなりません。
「自分のことは自分が一番よくわかってるはず！」と思うかもしれませんが、実は、人間は自分のことを自分ではわからない生き物なのです。
だから、「特技」や「強み」の質問が一番悩む就活生が多いのです。
「特技」を知るには、自己分析が必須です。もっと言うと、就活には自己分析が必須です。
自己分析がまだ終わっていない人は、まずは自己分析から始めましょう！
「特技」の選び方
ここからは、「特技」を選ぶコツを紹介していきます。就活では、ただただ特技を選べばいいというわけではありません。
社会で生かせるもの
特技は社会で生かせるものだと良いです。
特技を聞く理由はそれぞれですので、面接官によっては重きが置かれませんが、アピールできる特技があるならばするに越したことはありません。
社会の役に立てる長所を選びましょう。
企業の求めるもの
就活は企業と学生のマッチングです。企業に合うような特技を選ぶとなお良いでしょう。
企業によって、紹介する長所を使い分けるといいかもしれませんね。 あなたの特技は1つじゃないはずです。
「特技」を伝えるときのポイント
ここからは、「特技」を伝えるときのポイントを紹介します。
独自のエピソードでオリジナリティを出す
ただ特技を伝えるだけでは、面接官の印象には残りませんし、根拠も説得力もありません。
独自のエピソードを盛り込み、オリジナリティを出すことで、印象付けと説得力を増すことができます。
具体的なエピソードを元にアピールを行いましょう。
「どんな特技か」よりも「論理的な説明能力」が大切
「どんな特技か」は、正直あまり重視されません。もちろん、アピールできるに越したことはありませんが、それよりも「伝える」ことが大切になります。
特技の質問に対する回答を作る際は「どんな特技か」よりも「構成」を重視して考えましょう。
構成に関しては、後ほど詳しく紹介していきます。
「特技」を伝えるときの2つの注意点
ここからは、「特技」を伝えるときの注意点を紹介していきます。
ギャンブルやナンパなど、印象の悪いものはさすがにNG
「麻雀」や「パチンコ」、「競馬」などが得意な学生も多いでしょう。
また、学生時代は「ナンパ」や「合コン」など、異性に夢中だった学生もいるかもしれませんが、さすがにこれらは印象が悪いので止めておきましょう。
また、「ゲーム」「アニメ」もグレーゾーンです。
eスポーツなどで実績がある場合には問題ありませんが、実績がなく「ゲーム」と答えるのは、面接官によっては悪印象です。
アニメも、「映画鑑賞」などに言い換えましょう。
ウソはNG
面接において、ウソは絶対にNGです。
実績や、役職などを偽る就活生が毎年後を絶ちませんが、先ほども言ったように「あなたが何が得意か」よりも「どれだけ伝えるか」の方が重要です。
面接は「自慢する場所」ではないので、ありのままを正直に話しましょう。
面接で話す「特技」の3つの構成
「特技」を伝える上での、3つの構成を紹介していきます。
まずは結論から
就活の面接においては、どんな質問でも当てはまる構成です。
結論を先に述べ、簡潔に相手に伝えることは、面接の基本と言えるでしょう。
エピソード
続いて具体的なエピソードを話しましょう。
独自のエピソードでオリジナリティを出すことで、説得力が出ます。
面接官の記憶に残るような、オリジナリティがあるとかなり高評価ですよ。
企業でどう生かせるか
最後に、就職後にどのように活躍することができるかPRできると完璧です。
「アルバイト経験」まとめ
ぜひこの記事を参考に、完璧な「特技の答え方」を完成させましょう。
