就活において、「よくある質問」にはできるだけ対応しておきたいですよね。
そんな就活のよくある質問のなかでも、「あなたの性格は？」はよくある質問です。
この質問が来た時のためにも、自分の性格をどのようにアピールするかは、しっかり対策しておきましょう。
就活でなぜ性格を聞かれるのか？
就活で性格を聞かれる理由は様々です。企業側が聞く意図を把握し、就活を攻略しましょう。
就活の準備ができる人か
まずは、”準備ができている人か”というのが一番でしょう。
社会人になると、”準備”というのは非常に重要になります。
準備ができる人かできない人かが、そのまま仕事ができる人か仕事ができない人かの分かれ目になります。
また、準備ができているかは、「どれくらい企業に就職したいか」も見ることができます。
就活の準備として自己分析は欠かせないでしょう。
自分を客観視できているか
自分を客観視できる人、メタ認知ができている人は、社会人としての能力が高いという研究結果が出ているほどです。
「自分の性格を客観的に見れている」ということをアピールできれば、「優秀な人材である」とアピールできます。
企業側からすれば、「自分の性格がわかっている」「自分を客観視できている」人材が欲しいのです。
企業と性格がマッチしているか
就活とは、「企業と就活生のマッチング」です。
就活生の性格と企業の性格がマッチしていなければ、どんなに優秀でも採用しないという企業もあるほどです。
婚活に例えるとわかりやすいですが、どんなに年収が高くて顔が良くても、性格が一致しなければ結婚しませんし、したとしてもいい夫婦生活ができる可能性は低いですよね。
そういった意味でも、企業は就活生の性格をぜひとも知りたいのです。
自分のことを説明する能力はあるか
自分のことを説明するのって非常に難しいですよね。
特に、初対面の人に自分の性格を説明する場合は、背景やエピソードを順序立てて説明しなければなりません。
そのような説明能力があるのかも、企業が見たい能力です。
自己分析で自分の性格を探そう
「自分の性格なんてわかんないよ」と思いますよね。筆者も就活していた時は思いました笑
そんなときは自己分析一択です！
今は様々な「性格分析サイト」がありますが、就活を経験してきた筆者から言わせてもらうと、「そんなぬるいサイトだけでは不十分！！」です。
参考にはなるかと思いますが、薄っぺらい自己分析で就活に臨むと、結果がなかなか出ずに後悔することになります。
そうならないためにも、自己分析はある程度の時間をかけて行いましょう。
自己分析については、様々な記事を書いてきたので、自分に合いそうなものを参考にしてみてください。
就活において「性格」と「長所」はどう違うのか？
結論から言うと、違います。
長所とは
長所とは、「その人の良い部分」です。”良い”というのがキーワードになります。
”良い”とか”悪い”というのは、”他人の評価”から成り立つものですよね。
ですので、長所とは、他人ありきのものです。
性格とは
一方で性格とは、「その人がどんな人か」です。
それは、他人に影響されないものです。
「あなたがどうか」であって、それが他人にどう影響するかは関係ありません。
ですので、例えば、「気が利く」は長所ですが「周りがよく見えている」は性格になります。
性格をどうアピールすればうまくいくのか（具体例も交えて紹介）
では、なぜ「性格」と「長所」の違いを説明したかというと、アピールする際に明確に使い分けるためです。
性格を聞かれたときにどのように答えればいいのか、実際に回答する際の順序で解説していきます。
まずは結論から
「あなたはどのような性格ですか？」と聞かれたときに、「私は小学生からサッカーをしていて…」と答えられたら、「コイツは話が長そうだな」「何が言いたいんだ？」と感じてしまいます。
ますは「私の性格は、周りがよく見えていることです」のように、まずは結論から話しましょう。
これは、面接やESなどにおいて、他の質問でも共通することなので、覚えておきましょう。
具体的かつオリジナルなエピソード
次に具体的なエピソードを話します。こうすることで、自分だけのオリジナルなものになりますし、採用担当に自分がどんな人か印象付けることができます。
「小さいころから親が不仲で、人の顔色をよく見ながら行動していました。」
「周りが見えることで、部活ではみんなのバランスを取りながら、全員をまとめました。」
と、”なぜそんな性格になったのか？”、”どういう場面で役立ったか”などを話しましょう。
その性格は、企業にどのように生かせるか
自分がどんな人か伝えたら、最後に「御社にどのように生かせるか」を話していきましょう。
これは、どんな企業かによって内容を変えなければなりませんし、企業研究が必要になります。
「企業がどのような人材を求めているか」を把握し、自分をプレゼンしましょう。
まとめ 性格は伝え方次第
性格と長所の章でも説明しましたが、性格に良し悪しはありません。
どんな性格も、伝え方次第で最高のものになります。
また、長所だけでなく短所も伝えると、「自己分析がキッチリできている」「短所をわかった上で行動してくれる」と、高評価なので、ぜひ取り入れてみてください。
