エントリーシートってどう書けばいいのか、迷う学生も多いのではないでしょうか。
実はES(エントリーシート)には、基本的なルールや押さえておくべきポイントがあります。
今回は、昨年見事に就活を成功させた筆者が、受かるエントリーシートの書き方を紹介します。
最後には“裏ワザ”もあるので、楽しみにしていてください!
基本のポイント
まずは、「これを押さえていないとダメ」、という常識3つです。
これらは守るのが“当たり前”なので、必ず守るようにしましょう。
言葉使い
基本的な敬語を使うのはもちろん、「御社」「貴社」などの就活独特な言葉の使い分けが必要です。(文面のときは「貴社」を使います。)
これらはESではNGです。
基本的な言葉使いができていないと、「常識がない子」のレッテルが貼られてしますので、注意しましょう。
文字数指定は守る
エントリーシートによっては、「〇〇文字以上」など文字数に条件が付いている場合があります。
当たり前ですが、文字数は守りましょう。
見逃している学生も少なくないので、条件は必ず確認しましょう。
空白をなくす
文字数は指定されていなくても、空白が目立つのは良くありません。
枠がほぼほぼ埋まるように意識して書きましょう。
書き方のポイント
続いて、これらを意識すると、よりESが良くなるというポイントです。
上記が基本のルールだとしたら、これから紹介する3つはマナーだと思ってください。
丁寧に書く
下手でもいいので、丁寧に書きましょう。
字や言葉使いを丁寧にすると、読む相手にも伝わります。
特に採用担当者は、何百枚のESを見るので、ほぼ流し読みです。
パッと見で雑なESだと、内容はほぼ読まれないと思ってください。
聞かれたことに応える
聞かれたことに答えましょう。“当たり前”のようですが、できていない人が多いです。
例えば、「あなたの強みはなんですか」という問いで「部活で全国大会に出場しました」と書く人がいます。
本来ならその後、「目標を達成するための計画力と実行力が〜」みたいな話をするべきなのですが、書いているうちに忘れていたり、文字数制限で入らなかったりで抜けているケースが多々あります。
対処法としては、結論から書くことです。まずは聞かれたことに答えましょう。具体的な体験談はその後です。
具体的に書く
結論を書いたら、具体的なことを書きましょう。
具体的に体験を書けば書くほど、「説得力」「説明力」「オリジナリティ」をアピールすることができます。
出来るだけ具体的に、あなたのことを何も知らない相手に対して、しっかり伝わるように書きましょう。
さらに質を上げるために
ここまでは、エントリーシートの書き方でしたが、ESが受かるためには内容も重要になります。
やはり、「全国大会出場」や「何百人からなるグループの長」などは目を見張る内容ですが、ほとんどの人はそういった実績はありません。
「それを今から作りましょう!!」なんて鬼のようなことは言いません。
そんな実績がなくても、ESの内容を素晴らしいものにする方法があります。
それは、「圧倒的なリサーチ」です。
まずは己を知ろう!「自己分析」の極意
エントリーシートを書く人の多くは「自己分析〜?もうとっくに終わってるよ!」というかもしれませんが、多くの就活生は自己分析が不十分です。
なので多くの学生は、「強みはなんですか?」という問いに対して「責任感」や「協調性」という、曖昧な答えを出してしまいます。
「責任感」がある人なんて今の日本にはいくらでもいます。
そうではなく、「人生において、何を核に生きているのか」という部分まで自己分析をしましょう。
そうすれば、あなただけの「強み」がわかりますし、それがたとえ「責任感」だったとしても、説得力が違います。
自己分析には前田祐二さんの「メモの魔力」があれば十分なので、ぜひチェックしてみてください〜
相手を丸裸にしよう!「企業分析」の極意
彼を知り己を知れば百戦殆からず
孫子
敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、なんど戦っても、勝つことができるものです。
つまり就活に置き換えると、「自己分析」と「企業研究」をしっかりとやれば、無敵なのです。
それほどに重要な2つを、ライバルの就活生のほとんどはないがしろにしています。
これをやらない手はないのです。
ESに使える裏ワザ
それは、適度に“ふざける”ことです。
例えば、
「学生時代はアルバイトを頑張りました」
ではなく、
「アルバイト先では、“連勤術師”というあだ名がつけられるほど、アルバイトを頑張りました」
のように、少しだけふざけましょう。
企業の採用担当者は、就活の時期になると、何百枚もの似たようなエントリーシートを読みます。もちろん1枚1枚丁寧に読んでいる暇などなく、ほとんどが流し読みです。
その中で、「全国大会出場」などの華々しい実績があれば、それだけで通過になりますが、このような目に止まる実績がない場合は、“オリジナリティ”で採用担当者の目に止まるようにしましょう。
ESを流し読みする採用担当者には、どんな形でも「目に止まる」のはアドバンテージです。
エントリーシートは、自分という商品を売り込む「キャッチコピー」です。
まずは採用担当の興味を“キャッチ”しましょう。
採用担当者たちの中で、印象が残っていればこっちのものです。受かるかは企業次第なのが就活なので、絶対受かるとは言い切れませんが、9割受かります。話題に上がるか上がらないかが重要なのです。
エントリーシート書き方 まとめ
というわけで、ESを良くするためにはこんな感じです↓
エントリーシートを書く上で、「これだけをやればいい」というポイントを紹介しました。
かなりためになる内容ですので、ぜひ参考にしてください〜