就活生の皆さん、「あなたの強みはなんですか?」という質問に困っていませんか?
「自分の強みがわからない」「自分には強みがない」そんな風に感じていませんか?
実は「強みがない」のではなく、「強みに気づいていない」だけです。
今回は、「強み」の見つけ方からアピール方法を紹介します。
強みを見つけたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
なぜ自分の強みがわからないのか
自分の強みについて真剣に考えたことがない
生きてて、「あー、自分の強みって〇〇だなぁ」なんて考えることはほぼないですよね。
「自分はこれが得意だ!」とか「これが好きだ!」とかは考えるかもしれませんが、“その先”は考えないものです。
強みは「主観」では見つかりにくい
自分にとって「自分」というのは“普通”なのです。
極端な話、世界が自分1人だけなら、「平均より優しい」とか「平均より責任感がある」なんて概念は無くなります。
なぜなら“平均=自分”だからです。
強みというのは、他者と比較して成り立つのです。
だから「主観」ではなく「客観」の視点が必要なのです。
さあ、強みを見つけよう
「客観」の視点が必要なら、他人に聞けばいいのか?
結論から申し上げますと、おすすめしません。
「客観」が必要ですが、「他人に聞く」は間違いです。
なぜなら、他人はあなたの1つの側面しか見ていないからです。
他人から見たあなたは、あなたの1部分でしかない。
だから、「強み」を見つけるには、“自分”で自分を“客観視”する必要があるのです。
強みを見つけるのに必要な「メタ認知」って?
「強みを見つけるには客観的な視点が必要」ということはわかりましたでしょうか?
そこで必要となるのが、客観的に自分を見る能力。いわゆるメタ認知です。
メタ認知とは、自分を自分以外の視点から見る能力で、社会人では最強の能力です。
メタ認知ができる人は例外なく優秀です。
企業が就活生の強みを聞くのも、強みの内容よりも、メタ認知の能力があるかを重視しているように私は思います。
強みを見つけるには「自己分析」しかないと思え
強みを自分で見つけるには「自己分析」です。
自分の過去にとことん向き合い、「自分とはどんな人なのか」を知りましょう。
そうすることで、自然とメタ認知の能力も上がっていきます。
では、自己分析は具体的にはどうやればいいのか?
そこでおすすめの本があります。
それが、「メモの魔力」です。
「メモの魔力」には巻末の付録に、『自分を知るための【自己分析1000問】』があります。
自己分析をするなら、「メモの魔力」の本の通りに行えば、それだけで十分です。
「ストレングス・ファインダー」は使えるのか?
「ストレングス・ファインダー」という本を知っていますか?
本についているコードから、ウェブテストを受けるだけで強みがわかります。
30分〜1時間ほどで5つの強みを教えてくれる、就活生の自己分析に人気の本です。
本来ならしっかり自己分析をしたほうがいいのですが、時間がない人には有効です。
ウェブテストによる5つの強みから、逆算するようにエピソードや背景を考えると良いです。
普通の自己分析とは逆の手順になり、精度もかなり落ちますが、付け焼き刃程度にはなるでしょう。
おすすめはしませんけどね笑
「強み」自体は特別でなくて良い
ここからは、強みがわかってきてからの話です。
自己分析をした就活生がぶち当たる壁があります。
それは、「ありきたりな強みしかない」ということです。
どうしても、「なにか特別なことがなきゃダメなんじゃないか」「ありきたりだと埋もれてしまうんじゃないか」と思ってしまいます。
ですが、強み自体は特別である必要がありません。
そんな特別な強みがある人のほうが少ないです。
アピールの方法や具体的なエピソードでオリジナリティを出せば良いのです。
強みのアピール方法
エントリーシートや面接で「あなたの強みはなんですか?」と聞かれたときは、次の手順を守るようにしましょう。
結論→具体的なエピソード→入社後の生かし方
「結論」は、単純に「私の強みは〇〇です」というもの。
結論から言うことで、簡潔でわかりやすい説明になり、相手にも伝わりやすいです。
そして、「具体的なエピソード」です。
ここでは、あなたの「説明力」と「オリジナリティ」をアピールすることができます。
最後に、「入社後の生かし方」で締めます。
ここは、企業ごとに変えましょう。あなたの「プレゼン能力」が試されます。
自分を採用すると企業にどのような利益が生まれるのか、プレゼンしましょう。
「強み」まとめ
というわけで、この記事の内容をまとめると、
ぜひ参考にしてみてください〜