企業研究って、「ここまでやれば大丈夫」というラインがあやふやで難しいですよね?
企業研究をどのくらいやればいいのかって悩みますよね。筆者も就活していたときに悩みました。
そこで、今回は企業研究をどこまでやればいいのかについて、解説していきます。
就活において企業研究は大切?
まずは企業研究がどのくらい大切なのか、解説していきます。
みなさんは、「孫氏の兵法」をご存知でしょうか?2500年前の中国のリーダー孫氏の戦略書です。
2500年経った現代でも愛されており、多くのビジネスパーソンが愛読しています。
そんな「孫氏の兵法」の有名に、こんな有名な言葉があります。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
「敵と自分のことを知り尽くせば、100%戦に勝てる」という意味の、名言です。
就活に例えると、自分を知るのが”自己分析”。そして、相手を知るのが”企業研究”です。
つまり、就活において”企業研究”は、自己分析と並んで最も大切な要素と言えるでしょう。
企業研究は行きたい企業から
就活生にありがちなのが、 行きたい企業の優先順位をつけられず、すべり止めの企業にも時間をかけてしまうことです。
有象無象のすべり止めに時間をかけてしまい、本命がおろそかになってしまうことは避けなくてはなりません。
行きたい企業の順位をつけ、企業研究を行う優先順位を決めておきましょう。
その上で、まずは本命の企業から企業研究を進めていきましょう。
どのくらい企業研究するかは、どのくらいその企業に行きたいか
企業研究って、「ここまでやれば大丈夫」というラインがあやふやで す。「 企業研究はここまでやればOK!」という基準が無いのが正直なところです。
ですので、大切なのは、 志望度の高い企業にどれだけ自分の時間を投下するか
本命企業の内定率を挙げたいなら、本命企業に割く時間を増やすしか方法はありません。
あなたが心の底から行きたいと思う企業ならば、丸1日、もしくは2日かけて徹底的に企業研究するのが大切になります。
倍率の高い本命企業を目指すライバルに勝つには、これくらいやりましょう。だいたいそれくらいやれば、ライバルが持っていない情報も網羅することができるでしょう。
すべり止めの企業研究には時間をかけすぎない
就活でありがちなのが、行きたい企業の優先順位をつけられず、すべり止めの企業にも時間をかけてしまうことです。
しっかりと優先順位をつけた上で、すべり止めの企業の研究は3~4時間程度で十分だと思います。
あくまで滑り止めですから、本命企業の邪魔になってはいけません。
企業研究でなにを調べればいいのか?
では、企業研究では具体的に何を調べればいいのでしょうか?
それは、自己分析の結果が答えになります。
- 「自分はどんな人生を歩みたいのか?」
- 「自分は会社に何ができるのか?」
- 「自分はどんな会社に入りたいのか?」
- 「自分は何が得意なのか?」
これらの自己分析をまずは把握しておきましょう。
そのうえで、以下の、企業を見る際に参考になるポイントを見ておくといいでしょう。
その他にも、提供しているサービスや商品、評判なども調べておくといいでしょう。
これでいいのか迷ったら志望動機を書いてみよう。
企業研究には終わりが見えません。企業研究を進めていくうちに、「あれ、どこまでやればいいんだ?」と困ることがあるかと思います。
そんなときは、「その企業になぜ行きたいのか」をエントリーシートに書くつもりで書いてみましょう。
一度書いてみることで、どのくらい企業を理解できているか、あと何を調べればいいのかがわかりますよ。
おわりに 企業研究は実績いらず
今回は「企業研究をどこまでやればいいのか」について書いてきました。
自己PRや、面接などと違い、企業研究には実績がいりません。
「自分は実績がないから」と思っている就活生も、企業研究でその穴を埋めることができます。
凡人であるほどほど、行きたい企業ほど、企業研究を行えば勝率は確実に上がっていきます。
あなたの就活がうまくいくことを願っています。