梅雨の時期は頭が痛いので夏本格化が嬉しいです
どうもこんにちは、ノスクちゃんです
さてみなさん、「伊勢神宮」、知ってますか?
三重県にあるのですが、行ったことアルヨー!という方も多いのでしょうか?
どうなんでしょうか?
気になったのでちょっと調べましたところ、2018年は年間で870万人以上の来場者数を記録したそうで、不振だった頃のUSJと同じくらいだそうです。わかりにくいな。でもすごい数ですよねー。
「え、でもUSJほど楽しそうな感じしませんけど」
「ツレに誘われて行ったことあるけどよくわからんかったわ」
っていうアナタに!
伊勢神宮の何がすげーのか、なんでこんなに人が来るのか。教えてやるよっ!(上から目線すみません、殴ってください。5~6発。)
(保険:わかりやすーく、かんたーんにするよう努めます。それでもわかりにくかったらごめんなさい。また、わかりやすくなるように省いたり、浅かったりするかもしれませんが怒らないで優しく教えてください)
伊勢神宮は歴史と伝統がすげえ!
歴史と伝統がすげえです。
どれだけすげえかって言うと、万葉集に登場します。万葉集って当時の色々な身分の人が読んだ歌が収められたものなんだけど、書かれたのは平安時代より前、飛鳥時代とか奈良時代とかのものです。西暦で言うと700年代とか。
じゃあそんな昔に存在が知られていた伊勢神宮はいつからあったのか?これは意見が分かれていていわゆる”諸説あり”なのですが、だいたい3世紀~4世紀くらいだと思われます。つまり、すごーく昔ってことはわかっているけど、詳しいことは誰も知りません。ミステリアスだよね
そんな大昔から存在しているものが今でもあるということは、多くの人が後世に残そうと伝統を守ってきたわけです。1000年以上も。なぜそんなに長く守り続けられたのか、実は秘訣があるんです。
知っておきたい、式年遷宮(しきねんせんぐう)
伊勢神宮は現在、125の宮社で構成されています。そもそも”神社の成り立ちの話”になるのですが、神社がなぜうまれたのかといいますと、「お祭り」のためです。どんなお祭りか?「神様に豊作をお願いするお祭り」です。その神様を迎え入れる建物が、いわゆる「神社」といことなのです。
その神社の中でも、伊勢と出雲は特別で、神様が住んでいるとされています。
これを頭の片隅に置いておいていただいて、今度は伊勢神宮の本殿(建物)の話を少しします。
伊勢神宮の本殿は、木造で柱が太く、直線的な意匠(見た目)と茅葺の屋根が特徴的です。この、木造もそうなのですが、この茅葺の屋根というのが傷みやすいんです。で、傷んでしまうと建物はどうなるでしょうか。雨漏りしたり、ひずみが出たりしてしまいます。
思い出してください、伊勢神宮は神様の建物なのに、そこに雨漏りなんてありえませんよね
それを防ぐためにあるのが、見出しにある「式年遷宮」です。式年遷宮とは、何年かごとに建物を造り替えるというもので、伊勢神宮の場合”20年ごと”と決まっています。
この式年遷宮で伊勢神宮が面白いのは、まず隣の敷地に同じように建物を造ります。造り終えたところで、今までの建物を壊します。つまり、西の敷地に20年、次は東の敷地、次は西~。と交互に敷地を使い分けます。
毎回同じ場所に作り替えれば楽なのに、なんでそんな面倒なことをするんでしょうか。それは、神様がいるからです。
新しい方を建てる前に今あるものを壊してしまうと、神様の居場所がなくなってしまいます。みなさんも、引っ越しするときは先に転居先を探しますよね?転居先探す前に家を出ていく人は稀でしょう。
こういった式年遷宮を経て、伊勢神宮は現在まで存在しているわけです。大いなる歴史を感じます。
伊勢神宮が人気な理由!自然豊かで癒される
広大な境内を埋め尽くす自然!
空から見たらこんな感じ。心が安らぎ、落ち着く場所としても人気です。
終わりに
実は式年遷宮が20年ごとじゃなかった時期があったり、王権の確立や天皇など国の政治に大きく関わっていたりという面白い歴史が伊勢神宮にはあるので、そのあたりを調べても面白いですし、実際に行ってみて雄大さであったり雰囲気を楽しむのも楽しいのではないでしょうか
以上でした!お目汚し失礼いたしました
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