数学苦手な人にこそ、数学の面白さだけでも知ってもらえたらいいなと思っています。これ小さいころからの夢です。
どうも、ノスクちゃんです。数学嫌いな人、これから好きになりたい人必見です。
数学は役に立たない?
突然ですが、わたしの母親(数学嫌い)の口癖が、
「足し算と引き算、あとは何%引きとかの計算ができれば数学は十分。」
「サイン・コサインなんて日常生活では使わない」
です。
数学が苦手な人なら共感するんじゃないでしょうか?
「数学なんて何の役にも立たない。」と。
本当にそうでしょうか?
↓はある研究結果です。
京都大学の西村和雄名誉教授の調査によれば 、文系学部出身者に関して、数学受験した者の平均年収が532万円、数学未受験者のそれが443万円(平均年齢は、前者が43歳、後者が41歳)とおよそ90万円の差がついている
高校時代の得意科目と平均所得の関係を調べたところ、最高だったのは数学が得意な人の約620万円、次いで理科の約608万円で、数学と国語では約183万円の差がある
脅すわけではありませんし、世の中収入だけではないことは百も承知ですが、
数学を好きになって損はありません。
この本で数学が好きになる
わたし自身、数学が好きになったおかげで、人生が変わったといっても過言ではありません。
大学受験の勉強では息抜き感覚で数学を解くくらい数学が好きで、おかげで大学は第一志望の国立大に入れて親孝行もできましたし、
数学のおかげで、世の中の物事の見かた、考え方が論理的になりましたし、単純に頭が良くなりました。
そんなわたしですが、最初から数学が好きだったわけではありません。
中学生のときにある本と出会ったおかげで、数学が大好きになりました。
その本がコチラ↓
『浜村渚の計算ノート』あらすじ
少年犯罪の急増により、政府は義務教育の内容を一新。「他人を尊重し、弱者をいつくしむ心を育成する」という理由で芸術科目の比重を多くし、「物事を数理化し、事実だけを重んじる」理数系科目が大幅に削減された。
政府に対し、数学の地位向上を目的としたテロ集団「黒い三角定規」は全国でテロ活動を開始する。
テロに対抗し警視庁が探し出したのは一人の女子中学生・浜村渚だった!
数学を愛してやまない浜村渚とテロ集団による数学頭脳戦、数学ミステリー小説!
数学って面白い
数学を面白いと思ったことはありますか?
数学ってとても面白いということを気づかせてくれる本です
数学が嫌いでも、ミステリーや謎解きは好きな人は多いですよね
数学って実は謎解きなんです。先人が発見した定理や法則などを元に(ヒントに)答えを探していく。
ですが、それを授業でやってしまうから、嫌いになってしまうのです。
『浜村渚の計算ノート』で教えてくれる”数学愛”
数学を愛している主人公の浜村渚によって「数学を愛する」ということを教えてくれます。
特に、「先人の数学者へのリスペクト」というのが非常に強いです。
数学というのは、先人たちの努力の結晶です。
人類は、数字を生み出した後、インドでの「0の発明」を皮切りに、数学が飛躍的に発展していきます。
学校では、「数学」を「数学」という授業でしか扱いませんが、数学の発展は昨今の様々な技術はもちろん、私たちが当たり前だと思っていることも、もし数学がなかったら当たり前になっていません。
それは、「それでも地球は回ってる」といった地動説。ニュートンによる重力の発見。
五稜郭など、城や歴史的建造物にも、存分に数学の知識が使われています。
そんな数学の素晴らしさを、主人公の浜村渚は熱く語っています。
数学が好きになる本 まとめ
数学を少しでも好きになってくれたら嬉しいです。